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Rti 台湾国際放送Rti 台湾国際放送台湾ミニ百科(2021-11-24)台湾のおかしな食べ物 ①夜市編

  • 24 November, 2021

台湾は、色々な美味しいグルメがあることで、日本でも広く知られています。これまでに、私は何回か海外から台湾へ遊びに来た友人の観光案内をしたことがありますが、そのたびに、友人たちに台湾で体験したいことを聞いてみますと、みんな一様に「美味しい食べ物を食べたい」と答えました。そして、台湾の食べ物の種類の多さに驚きました。食べ物は、間違いなく台湾の魅力の一つだと思います。
ところで、台湾の一部の食べ物には、変わった名前があります。名前だけを見たら、「どうして台湾人はこんなに恐ろしいものを食べるのか」と驚かされる外国人観光客もかなり多いようです。
なので、今週は、台湾でよく見かける、変わった名前の食べ物についてご紹介したいと思います。台湾の夜市の定番グルメを2つご紹介いたします。

1.「青蛙下蛋」
この4文字は、台湾各地の夜市や、人混みの多い街角にある屋台でよく見かけられます。その屋台の看板は、決まって白地に、やたらリアル感のある、緑色のかえるのイラストが印刷されています。食べ物を扱う屋台なのに、どうしてかえるのイラストを看板に載せたでしょうか?
「青蛙下蛋」を直訳しますと、「かえるが卵を産んだ」という意味です。北部・台北市にある有名なナイトマーケット、士林夜市など、観光客の多い場所にある屋台ならば、英語の表記もついています。「青蛙下蛋」は英語で「Frog eggs」と翻訳されています。つまり、「かえるの卵」です。
しかし、ここでいう「かえるの卵」は、実はかえるとは全く関係がないのです。「かえるの卵」というのは、シソ科の植物、「ニオイニガクサ」の種のことです。その種は、見た目が黒ごまのようですが、それを水の中に入れて、沸騰するまで煮続けたら、その周りに白く半透明の膜のようなものが出てきます。一見しますと、まるで白いタピオカのようなので、台湾では「山粉圓(山のタピオカ)」とも呼ばれています。コラーゲンとビタミンを豊富に含んでいる、とても栄養価の高い食材です。台湾ではドリンクやスイーツに満腹感を与えるために、よくニオイニガクサの種を入れています。
夜市にある屋台、「かえるの卵」は、ニオイニガクサの種の入れたドリンクやスイーツを主に販売しているものです。

2.「大腸包小腸」
直訳しますと、「小腸を包んだ大腸、大腸で小腸を包む」ということです。これは腸重積症ではありませんよ。では、大腸と小腸が名前になるグルメって、一体どんな食べ物でしょうか。
これは、先程のかえるの卵とは違って、本当に大腸と小腸が使われているから、このように名付けられました。もともとは台湾東部、花蓮県に住む、台湾の2番目に大きいエスニックグループ、客家人が仕事の合間に食べるために作ったおやつですが、1990年代から、台湾の夜市で販売されるようになりました。
「大腸包小腸」は、アメリカのホットドッグとかなり似ています。しかし、ホットドッグとは違って、ソーセージを挟むのはパンではなく、予め味付けされたもち米を豚の腸、つまりケーシングに詰めて作られた、「糯米腸(もち米の腸詰め)」です。大腸はこのもち米の腸詰めのこと、小腸は台湾式ソーセージ、腸詰めのことです。...

(編集:曽輿婷/王淑卿)

 

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