Rti 台湾国際放送Rti 台湾国際放送スポーツオンライン - 2021-06-05_過去一週間の重要なスポーツニュース

  • 05 June, 2021

今週、最初にお送りするのは、テニス、今年2つ目の世界4大大会、フランスのパリで行われている全仏オープンにおける台湾勢の戦いぶりです。まずは男女のシングルスです。

 先週のこのコーナーでもお伝えしましたように、シングルスの予選で、女子の世界ランキング295位のリャン・オンスオ選手が3試合勝ち抜き、本戦への出場を決め、今大会、男女のシングルス本戦には、男子は、世界679位ながら、プロテクトランキング制度を使って出場するルー・イェンスン選手、女子は、リャン選手と、台湾女子テニス界のエース、世界64位のシエ・スーウェイ選手が出場することとなりました。

 3選手はいずれも現地時間の1日にシングルスの1回戦に臨みました。リャン選手は地元フランスのナンバーワン、世界51位、フィオナ・フェロ選手と対戦しました。リャン選手は第1セットを1-6で落としましたが、第2セット、強烈なフォアハンドで主導権を握り6-1で取り返し、試合はファイナルセットに突入します。迎えたファイナルセット、リャン選手は第5ゲームで先にブレイクしたものの、第6ゲームで、3つのゲームポイントを守れずブレイクを許すと、第7ゲームのブレイクのチャンスを活かせず、結局4-5で迎えた第10ゲームでブレイクされ、4-6で落とし、惜しくも敗れました。

 続いて出場したシエ・スーウェイ選手は、中国大陸のナンバーワン、世界39位のワン・チャン選手と対戦、シエ選手は第1セット、1-2の場面から5ゲーム連取し、6-2で奪います。しかし、ブレイク合戦となった第2セットは、4オールで迎えた第9ゲームで再びブレイクを許し、4-6で奪われ、試合はファイナルセットに突入しました。再びブレイクの応酬となった中、シエ選手は第7ゲームをキープし、4-3で迎えた第8ゲーム、ブレイクのチャンスを得ましたが、ここをワン選手に凌がれると、逆にブレイクされ4-5とリードされてしまいます。シエ選手は絶体絶命の場面で食らいつきブレイクバック、5オールとしますが、続く第11ゲームで再びブレイクを許し、結局このセットを5-7で落とし、悔しい逆転負けを喫しました。

 この日、台湾勢3人目、台湾男子のレジェンド、ルー・イェンスン選手は、世界10位、アルゼンチンの第10シード、ディエゴ・シュワルツマン選手と対戦しました。37歳のルー選手は、昨年全仏オープンでベスト4に進出するなど赤土のコートを得意とするシュワルツマン選手相手に苦戦、第1セット、第2セットといずれも2-6で落とすと、第3セットは0-3の場面から、この日、初めてブレイクに成功しましたが、結局このセットも3-6で落とし、ストレートで敗戦しました。

 シングルスの3選手はいずれも1回戦敗退となってしまいましたが、男子のダブルス、女子のダブルス、そしてミックスダブルスにも出場しています。

 日本の西岡良仁選手と組んで男子ダブルスに出場したルー選手は、初戦、オーストリアとオランダのペアと対戦、第1セット、第7ゲームでブレイクに成功し、6-4で奪うと、第2セットは第3ゲームから5ゲーム連取し、6-1で取り、ストレート勝ち、ルー選手は、単複合わせ、世界4大大会では4年ぶりの勝利となりました。ルー・西岡組は昨日4日、2回戦で第9シードのドイツとルーマニアの選手のペアと対戦、第1セット序盤いきなりブレイクする幸先の良いスタートをきりましたが、すぐに逆襲され3-6で奪われると、第2セットも5ゲーム連続で落とすなど苦戦、その後、2ゲーム返しましたが、2-6で落とし、ストレートで敗れました。

 女子ダブルスには、シエ・スーウェイ選手がベルギーのエリーゼ・メルテンス選手と組んで第1シードで、ラティーシャ・チャン、チャンハオチンのチャン姉妹ペアが第6シードで出場しています。

 シエ選手のペアは、初戦地元フランスのペアを6-2、6-3のストレートで下すと、2回戦でもアメリカとロシアのペアに6-2、6-2と危なげなくストレート勝利、3回戦進出を決めています。また、チャン姉妹ペアも、1回戦モンテネグロとロシアの選手のペアをフルセットの末下し、2回戦に進んでいます。

 この他、ミックスダブルスには、ラティーシャ・チャン選手がクロアチアの男子選手と、チャンハオチン選手がオーストラリアの男子選手と組んで出場、ラティーシャ・チャン選手のペアは残念ながら1回戦で敗れました。

 台湾勢、女子ダブルス2組、そしてチャンハオチン選手のミックスダブルスの上位進出を期待いたしましょう。

(ジングル)

続いては、男子サッカーの話題です。中華民国台湾の男子代表が、ワールドカップアジア2次予選でネパールと対戦しました。オーストラリア、クウェート、ヨルダン、ネパールと共に、グループBに入っている中華民国台湾は、これまで5戦全敗、勝ち点0と苦戦しています。そして、世界141位の中華民国台湾は4日、クウェートで、世界171位のネパールと対戦しました。

中国大陸でプレーするエースのチェン・ボーリン選手、ウェンチーハオ選手らを欠く中、中華民国台湾は国内の最高峰リーグ、「台湾フットボールプレミアリーグ(TFPL)」の選手主体で臨みました。4月に中華民国籍を取得した日本出身の小森由貴(よしたか)選手も先発出場しました。

昨年9月、台北で行われた試合では0-2で敗れた中華民国台湾は、雪辱をかけ、試合に臨みましたが、試合開始直後、ハンドでPKのチャンスを与え、先制を許してしまいます。そのまま前半を折り返して迎えた後半、なかなかチャンスを作れない中、逆に後半35分、負傷により一人少ない中、守備陣のミスからサイド突破を許すと、シュートを決められ0-2とされます。その後、選手交代で挽回を図ろうとしますが結局そのまま0-2で敗れました。シュート数はネパール16に対し、台湾は4本のみでした。

中華民国台湾の代表は、8日にオーストラリア、16日にクウェートと対戦します。苦戦が予想されますが、意地をみせてほしいですね。

(ジングル)

 おしまいに野球の話題です。残念なニュースです。主にアマを管轄する中華野球協会(CTBA)は2日、6月22日からメキシコで開催される予定だった東京オリンピック世界最終予選への出場辞退を明らかにしました。

 世界最終予選はもともと、台湾プロ野球、CPBLが主導でチームを編成、大会自体も6月15日から台湾で開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大により開催を返上、その後、CPBLは大会出場自体を辞退しましたが、今度はCTBAがアマ選手主体での代表結成をめざしていました。CTBAによりますと、国内での合宿地がみつからなかった上、メキシコにおける防疫対策も十分とはいえなかったことから、辞退を決めたということです。

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